ドライカース博士の言葉
ドライカース博士(アドラー亡き後、アドラー心理学をひろめた方です)「子どもは優れた観察者」というお話を聞きました。
アドラー心理学のライフスタイル形成に関する文章にでてくるそうです。
原典を読んだことがないので、前後の文脈含めて理解が異なる部分があるかもしれませんが、本当にこの言葉の通りだなと思った出来事がありました。
陶器のおもちゃ

陶器のおままごとセット。
実家から送られてきたもの。
娘に渡すか迷いましたが、食器も陶器と使っているし、壊れたら壊れたで「壊れる」ということを学ぶ機会にもなるかーと渡すことにしました。
ただ、しまう場所は私が用意しました。
たくさんあるおままごとグッズの中に放り込むのではなく、この陶器のおままごとセットだけを入れる場所をつくりました。
特別扱いですね^^;
親が大事に扱うと・・・
すると、どうでしょう。
娘もこのおままごとセットを特別扱いするのです!
他のおままごとグッズと混在させて遊ぶことはあまりなくて、このセットだけで
「コーヒーがありますよ!
とっても熱いのと、
あったかいのとどちらがよろしいですか?」
となぜか言葉使いまで丁寧になっています。

よく見ている
親のすることをよく見ているんだな~と再確認した出来事でした。
他のおままごとグッズは箱にガンガンつっこんでしまっているのも見ているんですね・・・(すみません💦)
ドアをお尻でしめたり、足でしめたり、「あ、ちょっと!!」ということをよく見ていますよね。本当は手で閉めるって知っているんです。わかっているんです。
でも面倒だから、ついついお尻が足で閉めちゃう。
そうすると、子どもは「これはお尻や足で閉めるものなんだ」と学習しているのと同じ。
命令したことはやらないが、行動は真似する。
そういう時、「手で閉めなさい!!」と私も言いがちですが、
そう言うより、お尻や足で閉めたことを叱るより、効果的なのは
自分が手で閉めること
これなのではないでしょうか。
おもちゃを大事にしなさい!
と言っても、私自身が手荒く扱っていたら、言葉と行動が乖離していて、子どもも混乱。
私達も上司などに異なる2種類の指示だされたら「どっち・・・?」ってなりますよね・・
命令したことはやらないけど、行動はきちんと真似をする。
本当にその通り。
親子関係は上下関係ではないけど、世界を知る手段として子どもは親の行動をよく見て、自分の行動の参考にしている。
~しなさい、やりなさい、というよりも、行動を見せることは一番伝わるのかもしれない。
子どもに注意したり、求めたりすることは実は自分が出来ていない部分、というのもこう考えるとしっくりきます。
自分が行動で見せていない
→子どもの参考にするべきものがなく、その行動をしない
→親がその事について注意する
おお、なんか上手くいなかいループ感がありますね💦
まず自分から
相手(子ども)を変えようとするのではなく、まず自分が実行してみるのが最初のステップ。
実行した上で、なぜそれをするのか?をきちんと伝えることができたらよりいいですね。
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