料理が苦手

料理、好きですか?
私は苦手。好きじゃないというか。
できたらやりたくないというか。
日常生活に困らない程度には作れますし、食べるのは大好き。
もともと、夫が料理上手。
厨房でのバイトもしていたし、実家でも料理していたし、夫の一人暮らしの家に遊びにいっても私が料理することは皆無。記憶がございません・・・
それに反し私は、一人暮らししていても料理はそれほどしておらず、仕事終わって、同僚と飲みに行って、寝るために帰宅・・・みたいな一人暮らし生活😂
(かなり労働時間ながかったので、家にいる時間が短いせいもあったとは思いたい)
一応自炊してたはずですけど、なにしてたんでしょうね。
結婚式でも「私は料理が苦手・夫が料理上手」であることを全面に押し出すほど。結婚した後の困難とあわせて、「料理が苦手」を考えてみます。
第一の難関
新婚時代
そもそも、レパートリーがないので、スーパーで買い物するのが苦手なことに気づく。
1週間分の買い物なんでできないー!
会社帰りにスーパー寄るのが苦痛。なんなら、早く帰ったら夫が作ってくれるから、残業して自分は遅く帰りたいと思う日々。
ここからの脱出のきっかけは「野菜の定期宅配」。
適当な野菜詰め合わせボックスを毎週届くようにして、届いたものを消費すると考えたらぐーっと楽になりました。
肉・魚より野菜を選ぶのが苦痛なことを発見。
今更ながら、苦手なことに決断力を使うのは疲れるのだと体感。
第二の難関
子ども誕生

夫婦ふたりの時間が長かったので、しばらくなんとかなっていたのですが、次にしんどかったのは、長男が生まれてから。
離乳食はレトルトとか、冷凍とか、いろいろあるし、基本的に柔らかくすればいいのですが、手際がわるい故、時間がかかる苦痛。
乳児食になると、味付けの苦痛。薄味の塩梅がわからなく、それが苦痛・・・
ここからの脱出のきっかけは息子の成長。
同じもの食べれるじゃん!となってからはあまり難しく考えずに作れるようになりました。
第三の難関
娘のグルメっぷり

現在進行形です😂
舌触りなのか、味なのか、気に入らないものは全力で拒否。
対してお気に入りはもりもり食べます。
保育園でも年齢が上がると付きっきりで食べさせることは難しいので自力で食べるようにするように言われてしまい焦る💦
もともと「苦手」「上手じゃない」と自分で劣等感をもっているので、娘に作った食事を拒否されるとダメージがすごいです・・・
「これ好きじゃない」
「じゃあ食べなくていい!!💢」(皿下げる)
というやりとりをしてしまうことも💦
幸い給食のおかげか、娘は体格的には特に問題なく、1食くらい抜いてもよさそうなので、食べない!と決めた時は放置です。
あ、好きじゃないと言われたおかず以外(主に白米)はとりあえず並べておきます。
それでも食べないならもういいか、本当にお腹が空いていないいないんだろうということにします。
食事をしない場合は食後のデザートもなし、ということは理解しているので食べなかった日はデザートもなしで過ごしています。
夜もそのまま眠るので問題ないのだろうと思っています。
この娘の好みに対する対応はまだまだ悩みそうです・・・
この難関時期でいちばんほっとしたのは、
「一汁一菜でいい」という土井善晴先生のことば。
普段の食事はシンプルでよい、との結論。
家庭料理は手をかけすぎなくていい。作れるものを作れる範囲でヨシ、誰とも比べる必要もない、と心が軽くなりました✨
劣等感を感じる部分
この料理に関する娘とのやり取りで、「劣等感を持っているところを刺激されると感情的になる」ということを痛感しています。
劣等感自体は悪いことではなく、自分の理想を目指すうえでのエネルギーになるもの。
私だったら、いかに簡単に好きなものを作るかという方向で補償するエネルギーになっていると感じています。
苦手についての結論
私にとって、料理で大切なことは好きなもの・自分の好きなものを作ること。
料理の楽しみは調理自体ではなく、自分の口に入るところ。
自分の食べたいものと違うものを作るのはとても苦痛。
料理が苦手というより、私は自分の食べたいものとは違うものを作るのがツライ。
そして、それはなんだかワガママでいけないことのようにも思えます。
母親なんだから、誰かのためを思って、手のこんだ料理を用意できる人にならねばならない。
という思い込みもあるでしょう。
今は検索すればレシピもすぐ出てくるし、冷凍食品も色々ある。
誰かが食べたいけど、私が作りたくないなら、直接つくるのではない違う方法でもいい。
文明の利器に頼りながら、自分の食べたいものを織り交ぜて、バランスをとって毎日の食事を作っていきます。
なにかちょっとした気付きと毎日がラクになるヒント見つかったら嬉しいです。
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